2017年5月28日日曜日

5年ぶりの、東扇島

目覚めると陽が高い定休日。歳だ確実に。飲み過ぎかも? でも出かけよう。行かねば!


店頭に並んだスーパーにて思わず買ってしまいました。

理由は長崎市茂木産だったこと。

ああ、茂木港たい、私の釣りと相性のいい茂木の港。また行きたかねえ。

ビワの実る季節が、キス釣りのアツい季節かな(これは誰かの受け売りです)


という前置きで向かった先は、川崎市の東扇島西公園。

あまりに遅い出発となったために、部屋からの最短エリアのコース。

竿さえ振れれば、それでしあわせ、みたいな。

ところが、はて、気がついたこと。

いつも湾岸線を抜けるばかりで、公園に来たのはじつに5年ぶり。

さらにです、はて、私はここで「さかな」を釣ったことがあったのだろうか?


購入してみたエサのひとつ、ボケ。

東扇島に近いそのお店は関東で指折りの名店だとか。

産卵期の婚姻色も鮮やかなボケは、がさごそとたいそうな元気モノでした。

イソメと併用して投げてみました。


港湾の公園。

底には、いろんな障害物があって時々根がかり。

貝殻にくっつくイソギンチャックの仲間が刺さってきます。

だんだん弱気になってきました。


突端付近は、平日にかかわわずたいそうな賑わいでした。

みなさんのほとんどが、ウキとカゴを投げています。

バケツにウミタナゴの姿は見ました。

ボラが掛かったのも確認できました。


公園に住まうネコたちは、シャイな子が多いようです。

見知らぬ人が近づくと、隠れてしまうことも。

チーカマを見せて無反応ということは、そこそこの腹具合?

大都会の公園なので、もしかしたら飽食気味?


とか、考えながら、まったくアタリもないので、こうも考えました。

とてもいいエサを、買ってきて、投げ入れている。

それでも、サカナのアタリのないのは、サカナたちも飽食なのかな?

毎日のように、いいエサを大量に与えられているので、大都会のサカナたちのグルメ化?

あ、5年前にココに来た時に、同じようなコトを思ったような。

とにかく、とってもいいエサを持ってきているはずなのに、なぜに接触が?

正直に、結局は、おのれの出かけた時間とウデ、なのでしょうけれどね。


そうこう考えても仕方なく。

お腹は空くので、近在のそばスタンドへ。

人間だけがお腹が空くのが申し訳ない。

初めて入ったお店ですが、これが大発見でした。


まいたけ天そば。

出汁、醤油、酸味、湯温、そばの質感。

早い、旨い、安い、納得の感激、うまし! うまし! うまし! うまし! うまし!

さすが、川崎です、いやあ、旨いなあ。

若い頃、川崎に住んでいたのですが、抜群の飲食力を思いだしました。

これにて定休日の釣りは、終了。

完璧な丸ボウズでした。

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↓で、日付かわって日曜日の本日、そばスタンドに触発されて? 久方ぶりの調理などを。


冷凍室に眠っておりました投げ釣りの獲物を解凍。

上からギスカジカ(青森産)キュウセン(三浦産)キス(三浦産)

ヌマガレイ(青森産)カワハギ(静岡産)

冷凍技術の進歩で、こうしてソク食べたい釣魚が食べられる。

まったくもっての、飽食の限りを、ちこっと反省します。

作りましたのは、アクアパッツァ。


オリーブオイルで、新玉ネギ、セロリ、ニンニクを炒める。

基本、魚介鍋なので、適度に丁寧、適度に荒々しく、かなあ、と。


炒めた野菜たちに白ワインを投入。

コンソメ適量を混ぜて、火にかけました。

ちょっとずつ煮えていく姿を見ながら思うのですね。

ああ、鍋って素敵、簡素、簡単、解りやすい、作りやすい。

これは、世界中すべてのみなさまの思っていることではないかと。


途中から、バナメイエビ追加(エクアドル産)

トマトペーストをどどどどっと入れて、好みのハーブを入れる。

煮ること15分ぐらい。


アサリ(韓国産)を最後に投入。

10分ぐらい煮たところで、塩胡椒にて味を調節。

釣った魚たちと、スーパーの花形たちを合わせての魚介鍋。

これって、とっても、川崎ちっくでなかろうかと、強引すぎるコジツケ。

もう一度住みたい! カワサキ、なんて、強引な。


カットしたパンを添えてのブランチ。

うまし! うまし! うまし! いやあ、旨いなあ。

調理とは、最近になって思うのです。

ひらめき、度胸、そしてスピード。

これがうまし!への近道やと言い聞かせての、先日の丸ボウズへの復讐劇。

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