2016年6月4日土曜日

六月は内房の詩

内房、うちぼう、千葉県。内房へ行きたくなる季節感が6月ということ。初夏ですね。


ところが、当日。

怨みを買ったような暴風。折角の定休日を狙われたような強風、乱風、翻弄の風速。

天気晴朗なれども風速15mの様態となって、冒頭より自然の要害に逃げ込む次第に。

思えばムカシ、私はこの入江から、釣り(岸釣り)の第一歩を踏み出したワケでして。

なんとかココならと、竿を伸ばした次第なのでした。


エサは、いつものイソメに加えて、生きた砂シャコを購入。

帰って調べたら、ニホンスナモグリという種類らしいです。

ヒツジ(釣り執事)によれば、シャコではなく、ヤドカリの仲間とか。

どんな魚も大好物だそうですが、絶滅に近い地域が多く、たいへん貴重らしい。


貴重希少な食味に飛びかかってきた方。

重い重い重い、いつもながら。

ベラの女王が今年もやりますぜ。


やったぁーー。カサゴ。小さいけれど。カサゴ。

関東では残り少なくなった感じですが、針掛かりが悪し。

ごめんね、カサゴ。

後日、調理しまして載せます。


エサをイソメに換えまして。

モソっ、キューンときましたキューちゃんメンズ。

ベラの女王、継続しています。


と、次第に魚が小さくなってきました。

メゴリンが続きます。

静かな入江なので、バシャバシャと投げ込んでいると、魚も警戒するのかな?


入江の集落を囲む山肌は、紫陽花の真っ盛り。

今年は全国的に開花、満開が早いそう。

これから、モーレツに暑くなったりするのでしょうか。


覚悟を決めて、傾城島の堤防へ移動。

カクゴ、、、というのは、背後からは蹴り出されるような暴風。

風裏側は、たいへん穏やかなので期待しているのです。


ところが、立っているのも危険な突風たびたび。

投げたら、しゃがむ。

これの繰り返しで、だんだん疲れてきました。

アタリは、まっっっっっったくなし、というか、風でわからん。


陽射しは強いので、ジャンパーを脱ぐ。

風を少しでも避けようと逃れた保田の護岸にて、子サバ掛かる。

巻いてきた仕掛けに飛びついたようでした。

カワハギ、キス、、、目指した獲物は皆無でしたが、なんとなく納得。

だって、アタリを感じることができた、是れ好日の内房でした。

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