2016年1月30日土曜日

カニ獲りマンション 入室開始?

定休日。待望のニューアイテムを持って、うみかぜ公園へ向かいました。


「マダム、お待ち申し上げておりました」

と、黒ヒツジ(右)ことM川さん(釣り執事ブラックスタイル)

お隣りU-koさん(先週、うみかぜ公園で47センチのマコガレイを釣った!)

これに刺激されてやってきたO木さん、HANAちゃん(当日は突然の歯痛にガマンの釣り)

うみかぜ公園の秋冬限定、曜日限定のメンバーズが揃いました。


まこぶさ食堂の店主としましては、自作のおツマミを準備。

ウインナー、チーズ、魚肉ソーセージ(レンジ調理)

炊いたお米をさらに焦げ付かせて、卵と醤油味のオコワ。

上のウインナーを指差して「これはユムシですよね」とO木さんにツっこまれる。

キィーーーーーーー!!!! でも、そうも見える、か。じつは、そうなんです。

味と、食感は、、、、、、おおむね、好評だった、、、、模様。


無風、陽射し燦々と、、、天気には恵まれました。

天候が崩れる前の、バカ陽気とでも申しますか。

真冬のひだまり、親水公園のほのぼのした大気のなか。


前触れがなく、ガツンっと、竿先が叩かれた感じがしてグーフ。ショウサイグーフ。

グーフの受け入れ先が定着して、グーフも釣り対象魚にはなりました。

続いて、もっと大きなガーンっというのがきて、ビックリ。しゃにむに巻く。

浮かんだのは、大きなヒガングーフ、デカかった。バレーボールみたい。

玉網が用意されたのですが、ハリスを噛み切って海中へ。残念。


とか、グーフにこだわってる場合でなく。

本日のメーンエベント?にとりかかる。カニ獲りマンションの入室開始なのです。

動きが、矢鱈とクイックになる黒ヒツジ。

黒ヒツジが、お待ちしていたのは、マダムでなく、こっち(なの?)


サンマを適度に切り分ける。

秋獲れの生サンマ(三陸産)を、コツコツと冷凍庫に保存してまいりました。

カニ様の、マンションご契約ご入室のために、日々是努力でした(なんの努力や)


切り分けたサンマをマンション内のエサ用の網袋に収納。

さらに、切り身も幾つか散らして入れまして。


岸壁のへりへ、垂下。

沈めていって、ワクワク、ドキドキ、してきたのであります。

「なんっすかソレ?」とO木さん。

「つねに童心に還ることが大切なんだよ」と黒ヒツジ。

大人風を吹かせていたのであります。


で、2時間後。

なんじゃこりゃ? 

ちいさなヤドカリが3つと、編目からポロポロと抜け落ちる小さな巻き貝の数々。

海へお戻りいただく。

「はよ上げ過ぎや!」「早く上げたくて!」「アワセを入れないから駄目なのでは?」

ヒツジ(最近影が薄い)、黒ヒツジ、O木さん、男たちの喧噪をよそに↓


HANAちゃん、やりました!

ブルっときたぁ、ゾクっとしたぁ。キス23センチ。

時折襲ってくる歯痛に耐えながら、キスのアタリは一瞬の鎮静剤か。


それも、後続なくて。

グーフすら来なくなった沈黙のお昼過ぎ。

重い重い。生体反応なし。重い重い。あ、大の字ね。

私も、これぐらい、感覚が解るようにはなってきた、冬の投げ釣り。

こうなると、、ねむし! 眠い、ねむし! こちらが大の字になりそうな、そんな矢先。


HANAちゃん、やりました!

本命マコガレイ、食べたら、いちばん美味しいサイズでは?

でも、その前に、美味しくいただく前に、歯医者さんに行かなくては!


O木さんは、夕刻、会社で会議とか(それでも釣りに来るこの人っていったい?)

HANAちゃんは、なる早で、歯医者さん直行の救急搬送をともなう。

ということで、カニ獲りマンションの、引き上げ権を優先授受(この場で決めた)


で、なんじゃこりゃ?

ヤドカリが2個。さきほどより、ちょっと大きいかな。一応、入室してくれた方々。

ありがとうございます。海へ、戻っていかれました。


うみかぜ公園には、いろんな釣り人が来ます。

黒ヒツジが持たせていただいているのは、1970年代前半の投げ竿。

太さと重さに、隔世の感、ひしひしと。

ヒツジによると、中1で同級生だったサワムラ君が持っていた竿とか。

しばらく、持ち主の方、周囲の方々とこの道具で盛り上がる。


ガイドの円の大きいこと!!!

私の手首が入りそうなぐらい、大きかった。

投げ釣りに、歴史あり、ですね。


この一週間で、U-koさんの噂はうみかぜ公園の全域に響き渡っていました。

『女の子が47センチのマコガレイを釣った!!!』

「女の子ですよ、オンナノコ、、、はははははははは」と屈託なく笑う。

でも、まんざらでもない彼女から、さらに衝撃の真実が語られる。

「これから戸田まで行って23時の船に乗るんです」

へ? いまナニ言うたん?

なんでも、この釣りのあと、伊豆半島の戸田港まで走って船に乗るとか。

狙いはヤリイカ、なのだとか。

シュゴォォォォーーォ ←耳奥に振幅する私の潮騒の音。

釣り人とは? 釣り師とは? なにが、どうして、そこまでを!!!



黒ヒツジがショウサイグーフを、1尾掛ける。

私のと合わせて2尾を、受け入れ先の顔馴染みの店へのおみやげに。

カニ獲りマンションへの入室ご契約は果たせなかったけれど、

これはこれで、工夫を凝らし次回へのお楽しみということで。

ああ、素晴らしきかな、定休日。

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