2015年6月27日土曜日

梅雨空をうかがい、内房で五目釣り

梅雨空をうかがう。そんな季節が今年も来ました。
釣りは、雨や風があってもできる。でも、できれば晴れたらいいな。
暗いうちから家を出ました。

三浦半島か内房か。家からほとんど同じ距離なのでいつも迷います。どちらも好き。悩む。今年はまだしっかりしたアタリを感じていないことで、内房にしました。

館山湾に注ぐ平久里川の河口。秋口からはマハゼの名所だそうですが、遡上してきた小さなセイゴとか、クロダイの子どもとか。投げ釣りでも釣れる小魚たちです。


館山湾につながる河口域には、海水と淡水がまじりあう潮の綾。

セイゴのハネるのは見ました。いますね。いるいる。わくわくします。

アタリもでます。ツンツン、クククン、となにかが触ります。

でも、なかなか掛からない。ヤキモキですね。エサばかり取られます。これは一体?


エサ取りの正体見たりオチョボ口 まこぶさ吟

ヒイラギさんでした。ヌルヌル、チクチクであります。グキっグキっと音を出したりもします。濡れ手ぬぐいでそっとつかんで逃がしてやる。

このあと入れ喰い。

河口は早朝よりヒイラギさんの運動会の様子でした。


館山湾の自衛隊前に移動。通称グンタイ。

背後からは、訓練のかけ声やヘリの翼音の勇ましいところ。

クルマが横付けできるので、気軽に、のんびり、楽しめるところ。

このコントラストに、日本の平和をつくづく感じるところでもあります。

 ブルっ。ブルルン。

来ました、待ってました、人気ボディの登場。

なんだかんだ申し上げても、底に着いた仕掛けに集中したのちに現れるこの方との交信、その姿の秀麗さ。

全国一律、とくに梅雨空をうかがっての日和には、ひとしおの感動であります。


掛かりの浅い魚は、水を汲んだバケツにしばらく泳がせてみる。

大丈夫そうだったら、そのままお帰り願う。持ち帰る分だけで納得させる。

これからは氷の持ちが心配になる時節ですし、、、、、、。

館山湾は調子がいいのか、こちらも入れ喰い(に近い)活況でした。


グンときて、ブルル。

全身タイガース!も来ました。カラー、シマシマ、顔つき。

大好きな魚のひとつ。食べてもおいしい。あ、しばらく調理してません。いかん。


じわぁーっ、と、して、巻いたら重い。

藻を引いたかな? イイダコも乗ってきました。館山湾、好調です。

海へ向かって歩くので、そのままお帰りいただきました。


モソっときて、ゴン!!!

オレを忘れたら困るぜ、とばかりメゴチの良型。

五目の顔ぶれが揃うと、投げ釣りも本格的なシーズンインザサン、なのでしょう。

ただメゴチばかりの時間になると、強い陽射し、汗まみれ。これも季節感ですかね。


移動中、黒ヒツジ氏よりメールが来る。

彼は本日も横須賀うみかぜ公園にてマコガレイを狙っていた。

夏カレー、体力も回復して食味はとてもいいとか。で、獲得。やりましたね。

昨年は7月3日にも47センチを私の目の前で釣った。夏はカレーですか、やっぱ。


木更津市街も通り越して、小櫃川まで戻る。アクアラインはすぐそこ。

梅雨空をうかがう、どころか、予想に反して、猛烈に暑いお昼になりました。

小櫃川は昔からマハゼの川として、とても有名だそうです。

東京湾のわずかな干潟に注ぐ、いまでは貴重な存在になっています。


ほとんどアタリはなかった(感じとれなかった)

でも針にはついていたマハゼさん。これからが伸び盛り。

今年も姿を見ることができて、一応の納得感。暑いしね。バテてきました。


ひとつ、心配な個体が掛かる。

エラ蓋の上にデキモノ。まだ小さいのにかわいそう。

呼吸で常に動く位置に膨れているので、あれこれ思索をめぐらせる。

と、ほんのちょっぴりお勉強もした梅雨の中休みの休日でした。

========================================
●広告●
「投げ釣り列島縦断」メディアボーイ刊 税込み1700円 全国書店、全国釣具店で発売中。アマゾン、楽天などネットで通販。「投げ釣り列島縦断」で検索を。
問い合せメディアボーイ社03-3576-4051


0 件のコメント:

コメントを投稿