2013年11月3日日曜日

金沢超特急とんぼ帰り&ちょい釣り

深まってきた秋。金沢の知人を訪ねて交歓の夜、朝は時間を見つけての投げ釣り。そくリターンしてきました。


新幹線から乗り換えたほくほく線の車窓。あかあかとつれない西日を追って一路金沢を目指します。

はくたか号は疾走る、十日町、上越、親不知、黒部、富山、高岡。郷愁の北陸路。


すっかり陽の落ちた金沢駅に到着。

東口には「おもてなし」ということで、兜をかたどったというトーラスドーム。来るたびに新しく整備が進められています。金沢らしくないなあ、という印象も。怒られますか?


さっそく、準常連になっている焼肉店へ直行。

店主のおばさんは80歳を超えてなお元気。夜遅くまで営業して、朝は7時に開けることも。

高速夜行バスの運転手さんたちが、おしかけてくるからとか。凄い人気!!!

焼肉は、金沢を代表する人気外食だそうですが、その極めつけを見せつけられる思い。


いろんな部位のお肉を片っ端からガスロースターにのせて焼く。

どんどん焼いて食べる。わんこ焼肉状態。これが、うまし! うまし! うまし!

アルコールも、ほどよくまわりまして、連日の仕事疲れもぶっ飛ぶというものです。

明日も来ようかな。毎日行きたくなる焼肉店なんて、素敵なのです。


シメに立ち寄ったラーメン。

ナルトに「8」の数字がトレードマーク。国道8号線沿線の大型チェーン店。

味噌バターコーンに野菜増量を、頼みました。しかしこの時、私はすっかり出来上がっていたらしく、全部平らげたにかかわらず、味を覚えてません。

口惜しい。改めて写真を見て、おいしそう! 爆睡だったもので。


コケコッコーーーーー!!!(←今年の高知以来、気に入ってる朝を告げるイントロ)

気絶から醒めて、釣りへ向かう途中のコンビニで買ったおにぎり。

ご当地バージョンでした。左はお馴染み鱒の寿司の小型版。右の香り箱は、ズワイガニのメスを模した内容。

金沢では、メスのズワイガニを香箱(こうばこ)と呼んでます。城下町らしい雅なネーミング。ただ、このおむすびは「模した」ものですから、中身はカマボコ。ちなみに本物は11月7日の解禁だったため、お目にかかれず。

お目にかかりたいものであります。


金沢港に着きました。

昨夜からかなり荒れたそうで、まだ時々、しぶきがあがっています。

日本海ならではの、晴れてはいるけれど、空と海の色がくっついているような光景。


波の静かな場所(堤防の付け根付近)を選んで投げました。

いつものトレードマークにしている帽子を忘れてしまい、現地の釣り具屋さんで調達を被る。なんだか違和感が。

アタリのほうも、さっぱり。1尾ゴンズイが来て怖い思いで針から外したり。


仕掛けを巻いている途中に豆アジが飛びついてきたり。

どうも、いまいち、投げ釣りがピリっとしません。場所を変更。


あっ、ここはいいな。と想った場所は先客万来。以前に、ここで、カイズとシマダイを釣った白い灯台の横。

年配の方々ののどかな集会所のようで、とてもいい雰囲気でしたが、入り込む余地なく。


落ち着き先は、金沢港の中州と呼ばれる内湾。こちらは、とても穏やかでした。

現地調達の帽子はツバが投げる時に引っかかるので脱帽。じっくりサビいてみます。


ブルっという前触れ。ブルルンという明確なアタリ。

来ました、この方。この顔を見ると、やはり嬉しくなってしまいます。やめられません。


この方も来ました。

メゴチさん、個人的には大好きです。カタチがかわいいし。短い時間でしたが、これで納得のちょい釣り。
行く先で、2時間でも竿が振れると、ほのかな達成感を得られるようになりました。



遅いお昼をこちらのギョーザで。

金沢の大学生に愛され続けること40年。ねこ舌の私には時間がかかります。

冷凍仕様もあるので、息子たちへも宅配便をお願いしました。戻って自宅でもトライしたところ、なかなか好評。

やはり、大学生の定番メニューは、東西南北、地域を問わないものかな?




とんぼ帰りのはくたか号で、お水を飲む。ギョーザで喉も乾きましたしね。

金沢は、B級グルメであっても飲食店の平均点の高いことは有名。その源にあるのはお水ではないだろうか。うまし! でした。それにしても。

車中時間の長い旅、そこに飲食の秋。飲み過ぎ、食べ過ぎには気をつけねばなりません。



2013年11月2日土曜日

モトGPという大イベントを見てきました

二輪レースの世界の最高峰だそうです。その日本ラウンドが先週の日曜日に、栃木県茂木町のツインリンクもてぎで行われました。「飲食も充実」ということで、ワクワクしながら向かったまこぶさ食堂店主なのです。


宇都宮駅から乗ったバスの先は大渋滞。茂木町までは1本道とか。二輪日本グランプリの人気の高さを物語ります。

外国からのお客さんの多い車中ですが、目立つのがスペインの方々。なんでも3人のスペイン人ライダーが世界チャンピオンを争っているそうで、それは嬉しいでしょうね。
とにかく賑やか。なにを話しているのか解らないけれど。

世界サッカー、モトGP。世界の端まで出かけて行く大イスパニア帝国は健在なり!?


ツインリンクもてぎに到着。当日券売りは長蛇の列。前日まで台風だったので、この晴天を見てあわてて駆けつけた方々でしょうか。参加選手国のフラッグはためく秋の大空よ。


でも、私にはこちらが気にかかる。ご当地B級グルメ出店のフラッグも負けていない。

このジャンルでもグランプリをやれば楽しそうなのに。


生まれて初めてサーキットに来ました。広い。広大。どこをどう行けばあそこのスタンドまで辿り着けるのか? 雰囲気に飲まれてしまいます。


レース直前、出迎えてくれたのは航空自衛隊百里基地によるデモ飛行。

戦闘機が超低空でフラフラと舞ったり、走り抜けていったり。轟音炸裂。

劇画『ファントム無頼』を全巻そろえている私としては、嬉しいサプライズ!!!



二輪の大きなレースだけに、来場者の方も、バイク、バイク、バイク!!!!!!!

「こんなにバイクって走ってたの!!!???」

最近、街でバイクは珍しくなってきているので、ただ、唖然としてしまう。凄い熱気!


熱気に負けじと、まずはこちら。ご当地ビールですねえ。最速ビールです。グランプリですからね。ポールポジションでいきましょうね。

しかし、この時から、私は、このあと続くビールロードを想像するすべもなく。


陣取った先は、こちら。ダウンヒルストレート&90度コーナー。ツインリンクもてぎ屈指の怖くて(走る方には)面白い(見る側には)場所なのだそうです。

300km近い速度で坂を下ってきたマシンが目いっぱいブレーキをかけて「直角」を曲がりきれるかどうか。

想像するだけで、ご当地ビールを飲み干していました。


そのダウンヒルを駈けてくるマシンたち。速くて、あっと言う間です。

観客席は芝生になっていて、そこに腰を下ろして観戦。しかし、レース展開がエキサイトしてくると、みな立ったり、中腰。スピードとサウンズが毎周やってくる感じ。


とはいっても、時速300kmの世界。なにかあった時のために、救急車やドクターが控えていて、レースの様子を見守る。これを見ると、ちょっと怖くなったりしまして。

こういう世界なのですね。だから、熱いし、燃えるのか?


買い求めたオツマミはこんな感じ。あと食べてしまって写真を撮らず「しまった!」だったのが、もてぎ名物のくるくる巻いたソーセージ。うまし!でした。

ビールも進む。でも、だんだん気がついたこと。ビールしか売っていない。お腹が張ってきて苦しいのです。いつものいつもの、ハイボールは何処に?

レース終了後、ちこっと場内を歩きまわると↓


あ・り・ま・し・た。

VIPテラスの前には、素敵な出店。これでしょう、グランプリですからね。青空BER。

さらに、その時でした。VIPテラスの横に立つお店のノボリを私は見逃さなかった。


かき揚げのせ、でいきました。麺は冷凍系でしたが、やはりシメはこれでしょう。

た・ち・ぐ・い・そ・ば。

日本が世界に誇る最速最短にして、うまし!のポールポジション。


お・も・て・な・し。←外国のお客さま多々。こういう時にこそ、使いたい笑。

サーキットにまで来て、食べてしまった立食いそば。帰りのバスに乗り込むと、コロリと気絶していた初めてのサーキット観戦でした。