2013年6月1日土曜日

夜釣りから始めました

この5月はバタバタしていて釣りに行けず。
久方ぶりの釣行は内房へとナイターから開始しました。


ところが猛烈な南風。

竿が出せたのは金谷のフェリー港。しかも港の中でしか立っていられない。

真っ暗な埠頭で仕掛けを引くことに集中します。

パサパサと風になぶられながらのナイターとなりました。



アタリはありました。

ゴンゴンと響く。ゴンときて、この方。あああ、ゴン様であります。

おそろしか。九州ではギュウギュと呼ばれておりました。ギュウ様。

ゴン様は群れているのか、よく釣れてきます。

針から外すのが大変。釣ってる時間より、外す時間のほうが長い。

しゃがみこんで、脂汗を流しての作業。時折吹き込む強風下。

おそろしか、であります。


背後に気配が。

なんだ? この方でした。その後ろにもうひとり見えます。

しかし、ゴン様を渡すワケにはいかず、また渡してもきっと見向きもしないであろうことは明白なため、用意してきた自作おつまみを渡す。

ササミ肉のジャーキー。

なかなか好評。ちょっと離れまで運んでいき、食んでいるねこさんたち。

なごみます。励まされて。次第に風も止んできました。


移動して龍島堤防のつけ根へ。

仕込んだカニ網を引き上げてみますと。

オニヤドカリとヒトデと巻貝が入ってました。

この巻貝、ひょっとして食べられるかなと思ったりもしましたが、すべて放流。

こうしてるうちに夜も更けていきまして。


漁港の奥にちいさな祠がありました。

漁師さんたちの安全と大漁祈願を担うささやかな普請。

ポツンと灯る光にふと手などあわせまして。

車中にて仮眠。ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ〜〜〜〜〜。



夜明けより再開。

リセットできたのか気分一新。明るむ東空のもと。

しかし朝の放射冷却。さむい。さむし!であります。

震えながら、仕掛けをひく。でも、凛冽とした空気のなか、これもまたよしです。


クンクンとアタリを感じる。

これでした。メゴチさん。アタリがあると嬉しい。

魚との糸電話が成功したようで、とにかく嬉しい。うれしかあ。です。


砂浜側も投げてみる。

プライベート桟橋のような堤防が伸びている。

貸し切り気分で仕掛けをひきます。

コンコンと、ちいさなアタリは感じました。


正体はこちら。なるほど。

エサを食む時に口が飛び出るヒイラギさん。その食べ方がアタリとしてなんとなくですが解るような。

なんて、一丁前の釣り師のようなコト書いておりますが。

ところで、一応の本命としていたキスさんは、姿を現しませんでした。


出色だったのは、こちら。

網には本命が絡まっておりました。

両鋏を振りかざして怒っております。チカラが強い。

たった一杯ではということで、なんとか網から外して海へ戻しました。

ということで、久方ぶりの釣行はこんな具合。


釣りに行ったら食べたくなるもの。

ラーメンとか立食い蕎麦とか毎回いきあたりばったりに食べておりますが。

今回は、ヤキソバ。

釣り具の量販店JのSS店長よりお土産としていただいたヤキソバ。

江戸っ子のSS店長、三社祭でも超人気のヤキソバを用意してくださいました。

うまし! であります。太くて味しっかり。うまし!


SS店長より、もひとつオマケで?同店のやきめし。

こちらは、素朴で懐かしい味。限りなくやきめしに近いチャーハン。

うまし! ありがとうございます。

釣りはいまひとつピリっとしませんでしたが、帰宅して頂いたヤキソバとやきめしのおかげで、今日の日もしあわせ。

あ、最近、釣った魚を料理してないなと反省することしきり。


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