2012年9月14日金曜日

淡々と休日

木曜日は釣り曜日。

だったのですが、昨日は映画に行きました。


話題の作品です。

主演の俳優の、最後の作品になるかもしれない。そう言われることに反発はありますが、まずは行ってこよう。お昼過ぎにでかけました。

雪の駅に立っているだけで涙が出てくる俳優は、地球上でこの人だけでしょう。脇役陣の皆さんも、この人と絡めることにひとしきりの感動があるのか、みなイキイキとした表情が印象的でした。

淡々と物語はすすみ、どのシーンにもほのかな共感がある。そんな映画でした。

一方で、劇中、関門海峡や赤い橋のかかる長崎の島が登場。玄界灘の蒼海が美しいのです。ふと。

「あそこで投げたら、ふとかキスゴばこんかね」

映画館で、そんなことを考えたのは、私ぐらいでしょうかね笑。


帰り道、立ち寄った商店でチューブ入りの風船を買いました。60円なり。

子どもの頃、私はこれが得意でした。ストローを通じて、息を一定にして静かに膨らませてゆく。穴が開いたらそこを摘んで修正。さらに膨らませる。どれだけ大きくできるか。

童心に戻ったようで、息を吹き込みました。風船の持つ、ひっつき感というか、まとわりつくというか。独特のシンナー臭さにも、懐かしさがあって。

あれからの時間はあっと言う間だった、と思うと、ちょっと怖くなりましたけどね笑。


帰宅したらビールが飲みたくなった。

あてには昨日つくった一夜干しを網に載せて炙り焼き。キス、小鯛、マアジ。魚のサイズが小さいので、ちょっと塩が効きすぎた!? いえいえ、あて、は、こんぐらいがよか。

などと悦に入りながら、映画の余韻に浸る夕刻。淡々とですが、素晴らしき休日。

明日もがんばりまっしょい!!!

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