2012年7月31日火曜日

カナダからの手紙2

このブログを立ち上げてくれた妹から、新作メールが届きました。

妹は、ケベックの夫に嫁いでモントリールにいますが、デザイナーをしています。

美術、工芸、装花など、多種多様な手技を持ってますが、今度は消しゴム判子。それも我が食堂の判子を作ってくれました。



いいでしょう。独り悦に入る私です。

てんこ盛りご飯にお魚の判子。これは、お品書きからお箸入れの袋まで押しまくりたくなる。領収書にコレがポンと押してあったら可笑しいでしょうね。

はやく現物が届かないかなあ。


2012年7月30日月曜日

ひんやりしっかり夏の味

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夏野菜のだし煮
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連日の猛暑。
あちこちで38度という数字が踊ってます。そこで、夏の野菜を使って、涼しく、しっかり野菜を摂るだし煮を作ってみました。

夏の季節感を実感できる私の大好物のひとつなのです。


水1ℓに昆布を浸して30分。火にかけてひとたちしたら火をとめてカツオブシをザザッ。そこに薄口醤油と塩で味付けします。できるだけ、しっかりした濃い味に仕上げます。

野菜は、最初にタマネギをまるごと。表面が透き通ったところで、皮を剥いたナスをまるごと。火が通って、オクラ、ピーマンを入れたら1〜2分で火を止めます。

氷を水と同量の1ℓを、ザザッと入れる。この同量というのが肝心で、野菜を蕎麦のようにイッキに締めるという役割でしょうか。野菜にはすでに味が染み渡ってますから、だし汁が溶けた氷で薄まっても問題ありません。

熱が引いたら、鍋ごと冷蔵庫へ入れてさらに冷やす。出来上がり。

ナスが翡翠のように見える美しさ。タマネギは水晶かな(自画自賛)ノンオイルで身体に優しい夏の野菜の摂り方だと想います。

ちなみに、昆布とカツオブシの「だしガラ」は、切り刻んで炒りごまを加え、醤油と砂糖で調味。佃煮風味のふりかけをご飯にかけまして。

とても、おいしか、ですよ。

2012年7月28日土曜日

ある日の望見録

私の釣りは、海際のぎりぎりまで行きます。

といっても、岩の切り立つ岬や荒磯ではなく、港の堤防や護岸。トイレのある公園などなど。気軽に立ち寄れて、気軽に竿を振れる。そんな場所が主体です。

でも、海際には、いろんな施設もあり、時には興味深い光景に出くわす。ちょうどひと月ぐらい前のとある公園でのことでした。



フェンスの向こう、それは一般の人の入れない施設なのですが、消防自動車が入ってきた。よく見るとそれはレスキュー隊で、最近は場合によっては救急車にも付随して駆けつけてくれる。

いったいナニが起こった?

ところがオレンジ色の隊員さんたちは、そう急いだ様子でもなく、淡々と作業にかかっていく。やがてボートが膨らみ、潜水具などが準備されていきました。その行程、一挙手一投足までを、じーーーっと見守ってしまった。

ちょうどナニも釣れてなかったですから。

隊員さんたち、おそらく、海の救難訓練なのでしょうけれど、いち民間人の私に穴の開くぐらい見られてしまい、ヤリにくかったでしょう。みなさん、どうも調子がでない感じで小声でボソボソ話しながらの作業。

みなさん若い方ばかりで、私はこれから危険な(であろう)任務をする青年たちに「母性」の視線で見てしまったワケなのです。それだけ。

どうか、自身の安全に十分配慮されて、これからも活躍ください。と祈りました。

2012年7月27日金曜日

本日二度UP! 丑の日

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番外Menu
近くのスーパーで買った宮崎産うなぎの蒲焼き
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さきほど、うなぎのコトを書きました。

書いたのに食べてない。せっかくの丑の日に食べないなんて。一度想ったら実行しないと気の済まない私は、仕事の帰りにスーパーへ立寄り。

蒲焼きは、中国産、宮崎産、静岡産とあったなかで、宮崎産を買ってきました。


↑ジャジャーン!

暑い日はうなぎです。うなぎの力を借りないとね。風習と縁起にはこだわります。
ここでひと手間。

お鍋にお酒と一緒に入れて、ひと煮立ち。これで固くなっていた身がふっくらして、本来の実力がよみがえるのです。

ビールを呑んで、乾杯。

稚魚から成魚まで、激減してしまい生態の危ぶまれるうなぎですが、1年に1度でいいから、口にする食文化は守られてほしいものです。

サメが掛かってしまった!!!

暑中お見舞い申し上げます。

暑いですね、とにかく暑い。うなぎの力を借りたいほどの暑さですが、今年は縁遠いやんごとなき方になられてしまった。今日は丑の日でしたね。

で、うなぎとは全く関係なく、水曜日の夕刻から木曜日まで、釣りへ行ってきました。

ナイター(夜釣り)と翌日の午前中の釣りです。

ナイターは、無風、べた凪のサウナ状態。熱波が閉じ込められたような空間で竿を振ってました。

そして深夜、いきなり汗が引くような強烈な引き込みが来て、、、


↑何度も何度も横に引っ張られ、堤防の上で右往左往。

まわりの人たちに励まされ、がむしゃらにリールを巻く。汗が目に入り朦朧とした視界になりましたが、仲間がタモ入れしてくれた正体。

「なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

サメでした。
ネコザメという種類だそうです。確かに、顔や頭がネコに似ている。でも、頑丈そうな歯と歯茎をしている。人生初のサメ。

仲間の手を借りて、なんとか針を外して海へ戻す。サメの力が強くて全身ぐっしょり。しばらく、へなへなへなとなってしまいました。


↑結局、夜釣りで釣れたのは、この魚のみ。1尾だけだったので放流。

地元の方が「ムギメシ」と教えてくれました。麦飯? ムギを食べるのかな?

戻って釣魚図鑑を見たら「サギ」「ダイミョウサギ」ではないかと。魚にも鳥の名前がつけられているのですね。



↑夜が明けたので、河口へ場所替え。
モクズガニもいるというキレイな河川の河口です。ここでキスとの対面がかなえられて、ほっと一息、納得。

まわりの旅館やホテルから、朝食前の釣りを楽しむ方々が糸を垂れてます。ああ夏休み。
子どもさんも多く、子ども時代が懐かしく思われたりして、、、



↑某有名な景勝地へ場所替え。

遊覧船には満員のお客さんたち。手を振ったら皆さん振りかえしてくださるので、これは楽しい。でも、ここでは1尾も釣れませんでした。

日帰り入浴の施設で、昨夜からの汗をさっぱり洗い流し、帰途についた次第です。

2012年7月25日水曜日

夏顔の憧憬

釣りは、ひと月におおむね2回。

おおい時には3回、4回ぐらいです。つまり毎週の休みの度に出かけてしまうこともある。

我ながら「よくここまでハマったものだ」と呆れたり、感心しています。

釣りに行けない時、つまり毎日の仕事や暮らしのなかですが、ふとパソコンに座った深夜。釣った魚や釣り場の光景の写真を眺めながら、ニタニタ。

夏には夏の、どうしても出会いたい顔があり、写真を見てはほくそ笑んでます。

コレって、釣りヲタク!?



↑いい顔しています。
キスは鱚と書くのがよくわかるナイスガイ。喜ばれる魚。

いよっ、男前!なんて声かけてしまう。女性かもしれないんですけどね。夏の季節感です。





↑このところ、私が矢鱈とはしゃいでしまっているカワハギ。

この方もやはり「夏顔」ですね。釣るのは結構むずかしい。そのヤキモキ感も含めて、虜にしてくれるのでしょう。ニクイお方です。



↑鮮やかな9本の横線があるからキュウセン。そのメスです。

私には「ベラの女王」というシコ名があり(笑)このお魚には恵まれています。

とにかく、よく釣れてきます。
最近、薄塩での塩焼きに「ポン酢」という食べ方を知ったために、針を呑んでしまったモノはおみやげに。

冷凍庫がにぎやかになっていくはずです。



2012年7月24日火曜日

ワッペンカワハギ!?

日曜日に賞味できたカワハギは、どれもが成魚でした。

私は、大きさによって「大、中、小」と読んでいます。まだ残念ながら「特大」は釣れていませんが、その真逆。極小はたくさんいます。

通称「ワッペン」と言われています。できるだけ早く海へ戻すのですが、たまにはこうして記念撮影↓

ワッペンカワハギ。ネーミングを考えた人のセンスは秀逸だなあと感心しています。


2012年7月23日月曜日

カワハギ三昧・プラスワンワンワン

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本日の菜単 六品
menu1
カワハギ三昧の三品(ホイル蒸し、カマボコ、カワハギ飯)
menu2
カサゴの姿揚げ
menu3
シロギスと磯ベラのフライ
menu4
キュウセンメスベラの塩焼き
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先週の木曜日の釣りは苛烈でした。

炎天下、身も心も灼かれる想い。
帰り道でお風呂に入り、ラーメンを食べてからクルマに倒れ込み、ようやっと帰宅できたのをブログに書きました。
体力には自信のある私ですが、久方ぶりに気絶しそうな釣りでした。

そして昨日、お休みの日曜日。
朝から早起きして釣った魚を調理。流しに冷凍しておいたカワハギ他、針を呑んでしまって持ち帰ったいろんな魚を自然解凍。

嬉しくて張り切ってしまった自称・店主は、イッキに作って食べたのであります。

みんな、おいしか。おいしかです。感謝。


カワハギ1尾をまるごとホイル蒸しに。
タマネギ、エノキ、マイタケを敷いて、カワハギを載せて塩こしょう。バターとレモンを添えました。左下には取り出したキモも食べたいのです。そして↓


中火で蒸した時間は約15分。
塩、こしょう、バター風味。キノコたちにもカワハギの旨味が十分にしみわたり、旨いのひとこと。冷蔵庫から何本もビールを取り出してしまいました。朝っぱらから。

休みですから。


以前、イシモチで成功したので自信を持ってしまったカマボコ。
カワハギでもやってみました。とにかくカワハギ100%のカマボコなんて、素敵だと想いませんか。白身高級魚のスリ身100%でっせ(いきなり関西語)

三枚におろした身の、小骨と薄皮までを緻密に取り除き、スリコギとすり鉢でネトネトになるまで練りました。味付けは塩少々のみ。そこへ片栗粉少々。

蒸篭の蓋をしてこちらも15分の蒸しタイム↓



お皿においたらタペストリーのようになってしまった。
味はおいしかった。ただ、ちこっと水っぽい。なぜだ? 食べながら考え込みました。

きっと、ナニかが足りなかったのか。蒸す時間、塩、片栗粉。水っぽいのにボソボソ感があり、カマボコならではの「しんなり感」が弱い。味がいいだけに口惜しい。

また次回にトライします。
どなたかカワハギカマボコに詳しい方がいらっしゃたらアドバイスをくださいね。



私はご飯が大好きです。
いわゆる、コメッコですね。呑んで、食べて、最後は米でしめる。お米がないと食べた気がしない。だから、カワハギもまるごと炊き込みご飯にしました。

鯛飯があるなら、皮剥飯があってもいい。
カワハギはどう食べてもおいしい魚です。1尾をまるごと土鍋に入れました。

出汁は、醤油、塩、お酒、コンブ。臭い消しに、ショウガをゴロンと入れました。

15分を強火、15分を弱火で蒸らして↓


おおおおおおお!

土鍋の蓋をとった途端、思わず衝いて出てしまった言葉。おおおおおおお、でした。



カワハギの身をほぐして撹拌。
その味は、おおおおおおおお、でした。うまか。おいしか。でらマイッタ。

さすが食味のキングダム。ダンシングクイーン。食べきれないのはタッパウエアに入れて冷蔵庫へ保存。翌朝も食べてしまいました。

檄おすすめです。



投げ釣りは、エサと仕掛けが海底をたどります。
「底もの」という魚が、根に引っかからない限り、釣れてきます。

小さなカサゴさん。
シロギスと磯ベラの骨とともに二度揚げ、三度揚げ。アタマからばりばりと食べました。

おいしかです。
ビールがなくなってきます。



シロギスと磯ベラのフライ。

濃いソースをどくどくかけて食べるのが好き。塩もいいですが、やはりソース。フライはソースのドブ漬けが好きです。

キャベツもおいしいし。


赤ベラことキュウセンのメス。

とてもよく釣れて、私は仲間たちから「ベラの女王」とまで言われています。

針のみした魚を持ち帰り、このキュウセンのメスだけは趣向を変えての塩焼きにしました。薄塩です。

この身をほぐして、ポン酢でちくっ食べる。旨いんですね。サイコー。

関西では高級魚の、しかも「通」の味わいとまで言われるキュウセン。海なし県で生まれ育った私が、なんとなくオトナを感じる味わいが、この魚にはあります。

ということで、日曜日は酒精も進み、月曜日の朝まで気絶しておりました。

2012年7月22日日曜日

ドリームランチ!?

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番外menu編
ドリームランチ/タイプO
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夢で見た、あのご飯、このご飯。

私は生来からの食いしん坊。
食べ物、飲み物の夢をよく見ます。だから明け方の夢はいいコトがない。空腹が目覚めを促すのか、人がナニかを食べている、自分は指をくわえているだけ。
そんなシーンが連続して、ようやく食べられる瞬間に目が覚める。

かと言って実際は仕事柄、朝はほとんど食べないのが現状です。

夢に出てきたご飯のひとつを、思い出して作ってみました。

題して「ドリームランチ」そのタイプO型。


白いお皿にご飯が盛られています。ご飯は、コンソメ風味のチャーハン、もしくはバターライス。その真ん中に大きな凹みがある。だからO型。

そこに刻んだキャベツとニンジンを敷き、ホワイトシチューを流し込む。ただ、これだけ。でも、夢のなかではみんな、バクバクと食べていたんです。

実際に作ってみたら、これがおいしい(自画自賛)ご飯、野菜、お肉がいっぺんに摂
れるし、見た目もキレイでやさしい。

まこぶさ食堂の定番ランチに加えた次第です。
これからも、夢で見たランチを具現化して、ブログアップしますね。

2012年7月21日土曜日

炎熱下の釣りでした



日記をふつかも休んだ、ふつつかモノ。

自分に厳しい罰を与えたい気持ちです。ごめんなさい。自分に謝っています。勝手に謝ってます。のど元を過ぎたから書けること。それぐらい暑いなかを釣りしてきました。

堤防の反射はハンパではない。ヘバるし日和りました。
炎天下におけるエアコンを効かせたクルマのなかほど、快適な空間はありません。
でも来たからには。来たからには納得のするアタリが欲しい。ビビビでも、ブルルでも、ガツっでもいい。魚との対話がしたい。

一心不乱でやる。無我夢中。好きだから。のめり込んだから。そんなモンです。釣りはそれぐらい面白い。遊びで真面目(マジ)になる。遊びとはマジかもしれません。

翌日の金曜日はいきなり涼しくなったけれど、むしろ炎天下が愛しくなりました。
だって、夏だもの。夏が来た。

                      まこぶさ食堂 店主軽薄、いえ、敬白。


やって来てくれました!!!!

本命をゲット。粘りました。何度も決定的なチャンスがありながら、なかなか掛かってくれないニクイ方。だから本命。カワハギ君です。カワハギさんかもしれない。

こないだは、1尾おおきのが釣れました。だけどネコ軍団に取り囲まれて、やむなく三枚下ろしを供出。大盤振る舞い。それは、それでよかったです。

でも今回は、ギャラリー不在。見てる視線がない。ネコさんも暑くて出てこれないのか?たまたま針を呑んでしまった「本命」はクーラーに入れて持ち帰りました。



ちなみにお隣産。おとなりさんのは、すごく大きかった。
よく引いて見ているだけで胸が締め付けられる想い。猛烈に暑いのに冷や汗とアブラ汗をマジにかきましたよ。

帰途は、近在のお風呂屋さんへ行き、サッパリとグダー。そのあと醤油ラーメン。おなかがいっぱいになったのでエアコンを全開にしてシートを倒して仮眠。

と、仮眠のつもりが熟睡になって長い時間をかけて帰宅。家でもずっと倒れていたため、結局ふつかも日記飛ばしをしたのでした。

と、長い言い訳でした。

獲物のカワハギたちは、冷凍庫へ格納。
きたる休み(日曜日)に、新しく「やりたい料理をやろう」と想っている店主です。


2012年7月18日水曜日

熱波熱射で食べたくなるモノ!?

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menu4
堤防五目魚の南蛮漬け
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暑いですねえ。世の中が朦朧とするぐらい暑い。

館林で39.2度、伊勢崎で39.1度という数字が踊ってました。最近の北関東は東洋屈指の炎熱地帯として全国に名を轟かせています。緯度がさがって来てるのでしょうか。

沖縄の友だちから「これからは沖縄へ避暑に来なさい」とメールがきてました。

ちなみに、妹夫婦の住むモントリオールのケベックも連日の33度超えとか。北半球がみんな暑いのでしょうか。



↑本文と写真は関係ありません。
陽がのぼり、暑くて釣れないと、コウなってしまうほんの一例です。



冷凍庫から小魚を取り出し、南蛮漬けにしました。
魚は、キス、トラギス、キュウセンのメス、アナハゼ、隣りのオジサンからいただいた小アジなど。堤防五目ですね。
骨までバリバリと食べられるよう二度揚げ、三度揚げして、三杯酢につけておく。

三杯酢とは、お酢、醤油、みりん(もしくは砂糖)とお酒少々のブレンド。私はかなりキツめの酸っぱさ、そしてトロンとした甘みの混成する感じが好きです。

ぱちっと酸っぱい、そこを甘みがフォローみたいな。

ニンジンとタマネギ、スライスしたゴボウを混ぜて、魚と一緒に食べるとカラダにいい。ビールにもいい。ご飯も食べたくなる。タッパウエアで冷蔵庫なら保存も効く。

あ、一日で食べてしまいました。

2012年7月17日火曜日

夏バテなんて飛ばしちゃえ

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西洋風?長崎皿うどん
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連休は関西のほうへ旅行に出てました。

写真は神戸のある某小学校。少子化で廃校になった建物を活かして、店舗などが入っています。古い校舎を取り壊すのでなく、地域の文化財として残す試み。

暑いさなかだったため、涼んでひと心地。ウン10年前の小学校の思い出に浸れた空間でした。それにしても。

梅雨空がなくなった途端、ホントに暑かったですね。異常高温注意報なんて出ていましたよ。ドカーンと汗をかいてきました。


ひと汗かいて戻ったので、ちょっとコクのあるものが食べたくなった。

そこでラタトゥイユを作りました。オリーブ油とミジン切りのタマネギ、野菜の水分だけで煮込んでいき、トマト缶での味付け。
パブリカ、ナス、キュウリ、ニンジン、長ネギ、追加トマトなどなど。冷蔵庫にあった野菜をふんだんに入れてみました。

トマトの酸味がしみわたり、いくらでも食べられる。
「パスタでも茹でてかけようかな」

そう思ったところに、目についたのが今日の番外メニュー

即席の長崎皿うどんがあった。
これに載せてみたところ、旨いんです。結構あう。同じ小麦粉だしね。

ラタトゥイユのトロミ感覚が、揚げた細麺のパリパリ感と絡み合いペロリと行ってしまいました。

長崎といえば、チャンポン、皿うどん、カステーラ。中国や西洋との長い交易の歴史から、独特の食文化が発達してます。

コレ、結構いけますよ。なあんて、まこぶさ食堂のメニュウに加えました。

2012年7月14日土曜日

我れ、かく釣れり

ブログを一日おやすみ。

昨日、釣りから戻って力が尽きてしまいました。

梅雨空、大雨ですね。風と波もすごい。でも、行ってしまった。海についたら胸がさわぐ。さんざめきます。せめて竿だけでも出したい。
こんな姿でした。



ナニか釣れたの? 聞かないで。梅雨前線、はやくどこか行ってね。

2012年7月11日水曜日

出撃前夜

今日は(も)飲み過ぎてしまいました。

明日はお休みなので、釣りへ行きます。興奮して眠れないので、また飲んでしまう。小学生の遠足前夜ですね。

天気予報は雨ですが、カッパを着てもやりたい。自身の写真をアップして、明朝のイメージトレーニング。未明起きなので、寝ます。

おやすみなさいませ。


2012年7月10日火曜日

お魚ランチ

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番外menu1
秋田の焼魚ランチ定食
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今日のお昼は珍しく外へ出ました。
仕事関係の方のオゴリで近くの秋田料理の居酒屋さんのランチ定食。

稲庭うどん定食にも惹かれましたが、焼魚定食を注文しました。


ハタハタです。
季節がちょっと違うような気がしましたが、いまは冷凍技術の発達で一年中だすことができるそうです。

子どもの頃、私はこの魚の持つ独特なヌメリ、脂ののった味が好きになれませんでした。とくにブリコなども苦手。
しかし、年齢とは怖いモンです。箸をつけた途端、日本酒まで飲みたくなる。イケマセンね。ランチです。勤務中をちょっと恨みました(笑)

最近は、船で出て、ハタハタを狙う釣り人もいるとか。季節になると群れで接岸するので、キラキラと短冊のように掛かることもあるそう。

岸からの釣りでは無理かなあ。



小鉢についたジュンサイ。
こちらは瓶詰めも売られてますから、秋田の年間を通した定番名産ですね。

ぬるぬる、つるつる、こりこり。とても魅力的な食感。

秋田の海に近い沼や湖に自生していたのを、都会に持ってきてから有名になった話を聞いたことがあります。

忙しい都会人に、一服の清涼と素朴さを与えてくれる不思議な植物。

あ、こまちに乗って、日本海が見たくなってきた。


















2012年7月9日月曜日

味噌汁マンデー

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ヒイラギお出汁の味噌汁
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今日は梅雨空も晴れて、暑くなりました。
なにかサッパリしたものがいいですが、逆にこってりしたスープもいいのでは?

最近、そう思っていたところに、知ってしまったのが釣った魚からの出汁。それも素材は身近かなところにありました。



ヒイラギです。
シロギスを釣っていると、時々釣れてくれるヌルヌル、チクチクのお魚。漢字では柊。その葉っぱの形状や印象が似ているからだと察しています。
口がビヨーンと下に伸びて、私はかわいいので気に入っています。

以前、四国へ行った時、市場でこの天日干しが売られていました。出汁がとれる、出汁が効くと知ったので試してみたらスゴイ。濃厚なんです。量によってはキツイぐらい。

とてもエネルギッシュなお出汁と思います。
そこで、釣れたヒイラギを幾つか持ち帰り、ベランダで干す。選択バサミに挟んで吊るし、上からランドリーネットを被せておくだけ(笑)近隣の皆さまには珍妙な光景でしょうね。



このヒイラギを出汁に、味噌汁を作りました。
味噌をやや濃いめにしないと、出汁に負けてしまうほどなので、とてもパワフルな味噌汁になりました。スープだけではキツイこともあり、ソーメン入り。これ1杯で暑さが吹っ飛んでしまいました。

もし、釣り場でヒイラギを掛けた方、私が発見したら、ありがたく頂戴いたします(笑)















2012年7月8日日曜日

日曜日は食べ曜日

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シロギス天ぷら
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サザエの竜田揚げ風
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待ちかねた休日が来ました。
早起きして、まず冷凍庫をあけます。ストックしてあったシロギスを流しに取り出して、自然解凍。このあと二度寝(笑)

もう一度起きた時に調理にとりかかりました。


シロギスは持ち帰ったまま、冷凍庫へ入れておいたもの。
午前中に戻れた時は、もうひと踏ん張りで調理しますが、午後にかかると疲れが出てきて後日にかけます。
急速冷凍のおかげで、多少の日にちが経っていても、おいしく食べています。


腹開きにした身にコロモをできるだけ薄くして、さっと揚げる。天つゆもいいですが、天日塩もおいしいですね。
シロギスならではの、上品で淡白な味わいを楽しむならば、断然、塩だと思います。

骨は二度揚げして「骨せんべい」に。これまた香ばしく、やめられない、とまらない。
やめられないのは、ビールも止まらなくなる。困った。三度寝か。


こちらは、釣り場近くの漁師さんから安価でわけていただいたサザエ。
片栗粉を軽くまぶして、さっと揚げたものです。私は海なし県で生まれ育ったために、以前は貝類が苦手でした。でも、これならおいしく食べられます。

サザエの持つ、キド味、苦みが油によって消失し、なんと歯ごたえよく、旨味も閉じ込められている。ひたすら、おいしい。

あ、やはり三度寝しそうです(笑)

2012年7月7日土曜日

日焼け問題

一昨日の釣り。
梅雨空で曇りがちでしたが、また焼けてしまいました。

女性のアウトドアは、どうしても日焼けとの格闘です。日焼けしたイメージは仕事柄よくないので、とても気を使います。
UVカットの日焼止めスプレーを露出した肌へこれでもかと吹き付けて(笑)過ごしていますが、顔と首筋はなかなか難しい。私は基本的に帽子が好きではないのですが、釣りの時だけは被るようにしています。


夜の釣り、明け方は被りません。夜風、朝風、潮の香りが気持ちいい(笑)



釣り用のキャップ。
前ツバだけで動きやすいのですが、横顔、頬、首筋が焼けてしまうのが難点(泪)



結局、帽体をラウンドするツバのあるハットタイプに行き着く。
でも、竿を振る時に右腕がツバに触れてしまうことがたまにあります。ここが難点かな。

同好の女性のなかには、下にタオルを入れてカーテンのようにしていらっしゃる方がいますが、私には勇気がまだなく。だってカッコが(ごめんなさい)

どなたか、カッコよくて、日焼け対策ばっちりの帽子をつくってくれないかな。














2012年7月6日金曜日

おっそわけ猫

昨日、釣りへ行きました。
どんよりした梅雨空のもと、むし暑くてフラフラに。
水をいっぱい飲んで粘ったかいがあり、ちょっといい獲物をゲット。
カワハギです。口がとんがってユーモラスな顔つき。
そして、料理の腕を選ばないおいしい白身魚。

「帰ったらお刺身にしよ」
「キモ醤油もたのしみ、たのしみ」



ところが、みなさん、お越しになりました。
漁港や堤防を縄張りとされるネコさんたち。いるんです。どんな場所にも、がんばって生きているネコさんたち。

なかで1匹、おなかの大きなお母さんネコがいました。
これを見たら、黙ってクーラーボックスへは隠せません(笑)同行者にしめてもらったカワハギを、現場調理。

カワを剥ぎ(だからカワハギ)ワタだけ抜いて、三枚おろしを振る舞いました。均等に分けて、取り合いにならないように渡す。
ここが「浜辺ネコ」とうまくつきあうコツだと思います。


それぞれが、距離を置いて、お行儀よく食べている姿がおもしろいでしょ。
結局、釣った魚すべてを、大盤振る舞いしてしまいました(笑)